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放置厳禁!!サドルからの異音は増し締めで解決!異音の原因はこうして探る!

自転車に乗っていていつもは聞こえない異音が聞こえると気になって仕方がありませんよね?

私も先日のサイクリングの時なのですが、自宅を出て30分くらいしたころから急に異音が鳴り始めました。

最初はサイコンのセンサーが干渉しているかと思いましたが違い、ステムのボルトが緩んだかと思い増し締めをしました。
しかし異音は消えません。

よくよく音がする場所を探してみるとフロント周りではなく、クランクあたりから聞こえます。
また症状が出る時を確認すると、ペダルを回すと音が出ました。

この時はクランク周りに原因があると思いゆっくり回したり、早く回したりと試しました。
どちらも音は出ましたが、早く回した方が音が多い感じがしました。

次に立ちこぎをすると音が消えました。その後サドルに座ると音が出ます。
これを繰り返しても同じ状況なので、サドルからの異音を疑いました。

とりあえず携帯している手持ちの工具で増し締めをしてら、異音は少し小さくなりましたが、完全ではありません。
帰宅後にトルクレンチで締めると、ボルトを締めると多少ですがネジは回りましたので、締め付けが弱かったみたいです。

その後試走すると異音は消えましたので、原因はサドル調整ねじの締め付け不足だったようです。

異音が出た場合に、漠然と音がするというだけでは中々対処が難しいと思います。

これは自分自信での修理も、自転車屋さんにお願いするにも同じです。
出来るだけその音が再現出来る状況を断定していきます。

例えば、いつから、音がする箇所、走行中の状況(平坦、上り、下りの坂道、段差、加速中、減速中、座っている時、立っている時、朝、昼、晩の時間帯)などを可能な限り細かく追及していくといいと思います。

私が昔自動車ディーラーで整備士をしていた時に、「異音がする」すると持込の修理依頼が来ていました。
その際にはお客さんに異音がする状況を細かく質問をして音の再現性を高めていきます。

細かく説明頂ける方の場合は音の再現性が上がり、修理をして解決する場合が多いです。
反対に情報が少ない方の場合は音が再現されずに「様子を見る」という事しかできませんでした。

音には発生する原因が必ずあり、出ていい音、出てはいけない音が存在します。

走行中の異音は何かの不具合の初期症状の可能性が高く、放置しておくと大事故につながる
可能性が高いので、普段から出ている音には敏感になっておきましょう。

出先での簡易的なトラブルや調整に使える携帯用のアーレンキーを携帯しておくことをおススメします。

また、自宅整備用にトルクレンチは揃えて置くことさらに安心です。

携帯用のアーレンキーはなるべく軽量で小型な物が良いと思います。

トルクレンチはデジタルなど高価なものもありますが、自転車の場合小トルクのねじが多いので、私はこれを愛用しています。

 

 




 

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