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花粉症の方必見!花粉除去率99%のマスク使用方法をご紹介。知っておきたい生活シーン別の花粉症対策。

  • 2020年1月25日
  • 2020年2月6日
  • 健康

今の時代、多くの人々を苦しめる花粉症ですが、皆さんは花粉症ですか?原因となる花粉もスギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなど多種類の花粉により1年を通して花粉症のリスクがある国民的病気となってしまいました。

なかでも一番スギ花粉による発症が最も多く、春先には本当に多くの方に猛威を振るっていますよね。

今回はそんな辛い花粉症を少しでも和らげる対策を生活シーン別にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

花粉症の基礎知識

①花粉症とは何?

花粉に対するアレルギー疾患の一つで、「季節性アレルギー性結膜炎」や「季節性アレルギー性鼻炎」などがあります。

主な症状は個人差はあるが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、微熱、倦怠感など。

②花粉の飛散時期と気象条件は?

時期

春:スギ(2月~4月) ヒノキ(4月~5月)

夏:イネ(6月~11月)

秋:ヨモギ(8月~10月)

気象条件

①気温が高めの暖かい日

②雨の日の翌日で天気が良い日

③風が強く晴天で乾燥した日

人によって反応する花粉の種類や症状に個人差はあり、中には全ての花粉に反応してしまい慢性的な花粉症に苦しんでいる人もいるようです。

③発症をしやすい人はどんな人?

遺伝による体質的要素が影響し、生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質に人は花粉症にもなりやすいそうです。

両親が花粉症だとその子供は50%以上の確率で発症するそうです。

以前、医師の森田豊先生が話していましたが、子供のころにプールでよく遊んだ人、薬指よりも人差し指が長い人も花粉症にかかりやすいそうです。

2つとも理由も医学的研究に基づいているようです。

まずプールに使用されている塩素化合物の刺激を慢性的に受けると、様々なアレルギー疾患の原因になるそうです。

ドイツででの研究によると、子供の頃によくプールに通っていた経験のある人は発症する確率が74%も高くなるという結果も出たそうです。

次に薬指が長い人ですが、男女問わずに我々が母親の子宮内にいたときに、女性ホルモンに多くさらされていると人差し指が薬指より長くなるようです。その女性ホルモンの影響が強いとアレルギーにつながる可能性が高くなり、結果として人差し指が長い人は発症しやすいそうです。

ちなみに豊田先生によると、バナナを継続的に食べると花粉症の症状を軽くする効果があるそうです。また、花粉症の人はがんにもなりにくく、がんによる死亡率が52%も少なくなるそうです。

花粉症は自然に治るのか?

年齢とともにアレルギー反応が弱まったり、花粉の少ない場所に行ったりすると症状がおさまることはあるそうですが、残念ながら自然に治ることはないようです。治る可能性があるのは根治療法しかないようです。

発症を予防することは出来るのか?

原因である花粉の吸入量を抑える対策をすれば、発症しにくくする可能性を高めることが出来るようです。

生活シーン別の花粉症対策

 

花粉症の予防と症状の低減の基本は「花粉」を避けるか、吸入量を減らすことが基本なので、対策をご紹介します。一般的に花粉は昼前後と夕方に多く飛散されると言われています。

外出時

マスクの着用

基本中の基本ですが、やはりしないよりかなりの効果があります。ポイントは隙間の出来ない顔の形にあったマスクを選ぶこと。

マスクの装用は吸い込む花粉を大幅に減らす効果があります。最近はマスクの種類も豊富で性能も良くなりマスクによっては95%以上の花粉をカットできるものがあります。一番大事なことは顔にフィットするものを選ぶことです。横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。

さらに裏技的なのが、環境省の「花粉症環境保健マニュアル」に掲載されているのですが、マスクの内側にガーゼを追加した”インナーマスク”が花粉の吸入量を減少させる効果が認められているようです。

☆インナーマスクの効果☆

マスクをして99%花粉をカット!*クリックで画像拡大*

インナーマスクをすると、市販のどんなタイプのマスクでも99%以上の花粉除去率を示した。

出典:花粉症環境保健マニュアル

☆インナーマスクの作成方法☆*クリックで画像拡大*

材料:市販のガーゼと化粧用のコットン

① ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
② 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
③ 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
④ 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
⑤ ③のガーゼをあてたマスクを装着する
⑥ 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする

出典:花粉症環境保健マニュアル

眼鏡の着用

通常の眼鏡でも着用すると眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、花粉症用の眼鏡ぼ着用でナント 65%も減少するそうです。
また、花粉の飛散している季節にコンタクトレンズを使用すると、コンタクトレンズ による刺激が花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を増幅する可能性があるため、コンタクトレンズで不快感のある方は眼鏡に替えるのも一つです。
表 3-1 実験的な鼻内、結膜内花粉数(マスク、メガネの効果)

マスクと眼鏡着用の実験結果*クリックで画像拡大*

出典:花粉症環境保健マニュアル

この結果からもマスクと眼鏡を着用することが、花粉症予防に効果的だとお分かりいただけるかと思います。

服装と帰宅時

ウール素材などのけば立った繊維は花粉が付着しやすいので、出来れば、綿、絹、化繊などのツルツルした素材の服を選ぶようにしましょう。帰宅時には玄関に入る前に粘着テープなどで花粉を取ったり、スチーマーの蒸気をあてるのも効果的です。その後手洗い、うがい、洗顔するとさらに効果upです。

在宅時

花粉の季節でも空気の入れ替えは必須。換気をする時にはレースのカーテンを閉めて行うと、花粉の侵入をある程度防げます。また、同時に空気清浄機を窓の真横に置いて使用すると、レースカーテンの隙間から侵入した花粉を除去してくれます。加湿器を使用すると湿気で花粉を落としてくれる効果がありますので、是非お試しください。

こまめな掃除も必須で、花粉は室内に入るとすぐに落下するので、窓周辺や玄関周辺は念入りに。部屋の隅にたまるホコリにも花粉は絡まるので、しっかりと取ることをお忘れなく。

自動車内

自動車にもエアコンフィルターが使用されていて、こちらもしっかりと花粉を除去してくれます。ただ使用をしていると徐々に目詰まりをおこすので、定期的なエアコンフィルターを交換することも重要です。目安は一般的には年に1回か、1万kmくらいです。

自動車へ乗り込む際も軽く服を払って花粉を少しでも持ち込まないようにして、自動車用の加湿器を使用することで、より快適な車内空間になります。

規則正しい生活習慣

健康的な暮らしが改善につながり、睡眠不足やストレスは症状を悪化させてしまうので、意識的に改善を心掛けましょう。食事も多くの食材を摂取することを意識しましょう。この食材が花粉症に効果的というものはなく、栄養バランスのとれた食事が良いでしょう。

※スギやヒノキの花粉はトマトのタンパク質とにていて、アレルギー反応が出る可能性があるので、注意が必要とも言われていますので、気を付けてください。

 

まとめ

我々を不愉快にさせる花粉症の予防策をご紹介しましたが、皆さんの症状が少しでも抑えられれば嬉しいです。最近は市販薬も色々と販売されていますので、我慢せずに服用するのもイイと思います。しかし個人差で残念ながら市販薬が効かない方もいるようです。その時は医師に相談をしてご自身にあった薬を処方してもらってください。

最近は対症療法ではなく、根治療法に挑戦される方も増えているようですので、体質に問題無い方は挑戦してみるのもアリだと思います。

 

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